妊娠してから出産前までに必要な費用の種類
妊娠から出産前までの間に必要な費用は色々とありますが、基本的に一番大きな費用としてはまず定期検診が挙げられます。
この他に、必ず必要な費用として、マタニティウェアや下着の購入費用があります。
必ずしも必要ではないけれど、個人的に通ったり必要となるものとしては、マタニティスイミングなどがあります。
定期検診の詳細
妊娠してから母体の経過が良好かどうか、赤ちゃんの成長が順調かなどをみるのが定期検診です。
定期検診では、0ヶ月から3ヶ月までの妊娠初期の間は4週間に1度、4ヶ月から7ヶ月までの妊娠中期の間は2週間に1度、8ヶ月から出産までの妊娠後期は1週間に1度、病院に行って検診を受けます。
それまで一度も診察を受けたことのない病院であれば、もちろん初回は初診料が必要です。
もし、途中で病院を変えたら、病院を変えた回数によって初診料を2回以上払うことになりますし、場合によっては同じ検査を再度受けることがあります。
病院によっては内容にも金額にも多少の違いがありますが、そんなに大きく差はないことがほとんどです。
その他、1回から2回の血液検査の費用が別に必要です。
金額の目安としては、定期検診1度につき3000円から6000円かかります。
これを出産の時期によって多少ばらつきがありますが、13回から15回受けるので、合計して約4万円から10万円ほど必要になります。
なお、超音波検査や血液検査の費用はこの金額には含まれません。
定期検診以外に必要な費用
検診以外で必ず必要なのはマタニティウェアですが、これは百貨店やショッピングセンターなどの専門コーナーや通販などで買えます。
安いものから高価なものまで色々あり、着られる期間が妊娠中だけと短いため、アウターは買わない人もいます。
また季節によっても変わってきます。
ですが、インナーはマタニティ専用のものが快適ですし安心です。
安いものであれば1000円程度から、高いものでも5000円程度からあります。
どれも大体は、2枚から3枚程あれば大丈夫ですが、下着は最低3枚から少し多めに持っておくと安心です。
この他、絶対に参加しなければならないものではありませんが、お母さんやお父さんになる人達に妊娠・出産・赤ちゃんのお世話などについての基本的な知識と情報を教えてくれる母親学級、マタニティ期のレッスンとしてマタニティスイミング・マタニティヨガなどもあります。
産院に併設されているものや自治体が実施しているものには無料のものが多く、費用が必要な場合も少額です。
一般的なスポーツジムなどで開催されているものは、そのジムへの入会金として5000円から1万円が必要で、毎月の会費として5000円から1万円前後必要です。