ストレスを溜めないために
大好きだから結婚したはずなのに、結婚生活が始まってみたら相手の言動でストレスが溜まる、イライラするということは誰でも一度はあるものです。
そういったストレスを抱えたままで生活したり、イライラしたままで夫婦関係にひびが入ったりするのは避けたいものです。
だからこそ、ストレスを溜めないように上手くコントロールする必要があります。
まずは相手と自分は違う人間である、ということをきちんと理解しましょう。
お互いに違う環境で育ってきた人間です。
自分にとっての当たり前が相手にもそうだとは限りませんし、逆もまたしかりです。
絶対に自分のほうが正しい、間違っているのは相手だ、と思うと相手といることでかなりストレスを感じるようになってしまいます。
お互いに違う人間であると認め、意見をすりよせて2人なりのルールを作るようにすると、お互いストレスを溜めにくくなります。
そして、相手に期待するのはやめましょう。
何かあった時には相手がそれを察して優しくしてくれるべき、体調が悪ければ言わなくても察して何かしてくれるべき、などと相手に期待してしまうと、それをしてくれなかった時にがっかりしてストレスを感じてしまいます。
相手が自分が思っているようにしてくれると期待してしまうから、イライラが募ってストレスが溜まってしまいます。
希望があるのならば、何も言わずに期待して待つのではなく、相手が分かるようにはっきり伝えるようにしましょう。
最後に、相手は自分の鏡なのだ、という意識を持ちましょう。
人間関係は鏡である、とよく言われます。
自分が好意を持って接している相手は自分に好意を持ってくれますし、自分が苦手意識を持って接していれば相手も自分を苦手だと感じるようになります。
夫婦間、家庭内でふってもこれは同じです。
自分がストレスを溜めてイライラしていると、不思議なことではありますが、相手もイライラするようになって喧嘩になりやすくなるのです。
だからこそ、多少のストレスを抱えていたとしても、出来るだけ笑顔でいることを心がけるべきなのです。
そうやって笑顔でいれば、相手も笑顔を返してくれるはずです。
そうすれば、家庭内の雰囲気も少しずつ良くなっていき、ストレスも徐々に減るでしょう。
ストレスが減ったなら、今度は溜めないようにもしやすくなるはずです。
ストレスを発散するために外に出る
意識的な部分を変えるだけではなく、実際に自分の体ごと変えるために外に出るというのもストレス発散に効果的です。
家の中にずっといると閉鎖的になってしまうので、定期的に買い物に出掛けたり、いっそのことパートなどをして他人とも関わるようにするといいでしょう。
特に仕事復帰をすることで、今まで悩んでいたことがちっぽけに感じるような出来事がきっと色々と起こります。
そうした際にお互いがお互いを思いやる気持ちを再度持つことが出来るようになるかもしれませんね。
仕事復帰をすると行ってもなにをしたらいいの?という人もいると思います。
そんな人は自分の子育て経験を活かして、保育士補助のパートをしてみるといいのではないでしょうか。保育士補助とはその名の通り、保育士を補助する仕事のことです。
時間は早番や遅番といった形で3~4時間の勤務ですし、融通が利きやすいことから最近人気となっています。
まずは自分が変わること
どうして自分の望むように相手が動いてくれないのか、と思うよりも、まず自分が変わって相手のために何かしてみましょう。
その方が、相手を変えるよりもずっと簡単で、効果が出やすいのです。
相手を変えるのは非常に難しいですが、自分が変わるのはそれに比べたらずっと簡単です。
好きになって結婚した人との生活ですから、お互いに少しでも快適に楽しく過ごせるように、一緒に頑張りたいものです。