夫婦喧嘩
子供にとって、両親の存在は絶対的です。
そのため、夫婦の仲が良いか悪いかで、子供の家庭での環境は大きく左右されることになります。
とはいえ、一切ケンカがない家庭が幸せかといったらそうではありません。
むしろ、ケンカをしたほうが良いのですが、子供におって悪影響になるのは『ケンカの仕方』です。
皆さんは、夫と妻とどんなケンカをしていますか?子供は小さなことでもしっかり見ています。
たとえ子供が見ていないところでケンカをしたとしても、子供はケンカをしたことを察します。
それだけ子供は敏感ですから、ケンカの仕方には十分気をつけなければいけません。
どんな夫婦喧嘩が子供に良くないのか
たくさんケンカをしても、なぜかいつもラブラブという夫婦は、ケンカの仕方が関係しています。
子供も、それを見て『ケンカするほど仲が良い』『ケンカしてもすぐに仲直りしてくれる』と安心します。
では、どんなケンカが子供にとってNGなのでしょうか?
■罵り合うケンカ
ヒステリックに、お互いを罵り合うケンカは、子供にとって良くありません。
ケンカをするとどうしても感情的になってしまいますが、子供のような言い合いだけは避けたいですね。
口論になる前に意見の食い違いを調整するようにしましょう。
■一方的なケンカ
いつも妻が夫を言い負かす、夫が妻に暴力を振るうなど、勝ち負けが一方的なケンカは子供にとって良い状況とはいえません。
妻を殴る夫を見て『お母さん可哀想』とかばうかもしれません。
下手をすると、子供にまで手を挙げてしまう恐れもありますから、こういったケンカは避けましょう。
■子供が原因のケンカ
子供にとっては最悪のケンカです。
罵り合うのも勝ち負けが一方的なケンカももちろん子供にとって良くありませんが、子供が原因のケンカとなると、『自分はいらない子』と判断してしまう可能性があります。
罪悪感を抱えてしまった子供は、成長にも影響を与えますので、絶対避けなければいけません。
夫婦喧嘩の解消法とは
ずっと一緒にいるわけですから、一切ケンカをしないなんてことはありません。
しかし、上手なケンカの解消法を知っていると、子供に悪い影響を与える心配はありません。
その解決法とは、『仲直りができる』『話し合いができる』『根に持たない』などが挙げられます。
ケンカをしてすぐに仲直りしなければいけないというわけではありませんが、なるべくは早めに仲直りしたいですね。
話し合いができる夫婦は、大きなケンカになる可能性は低いでしょう。
普段何もいわない夫婦は、怒りを内に溜めてしまいがちです。
ケンカが激しくなり長引く可能性が高いので、日頃からきちんと話し合いをし、言いたいことはきちんと伝えるようにしましょう。