元気な赤ちゃんが育つたべもの

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赤ちゃんの栄養

お腹の赤ちゃんが元気に育つためには、やはり母親が意識してきちんと栄養を摂ることが必要になります。
とはいえ、ひと口に栄養といってもいろいろあります。その中から、元気な赤ちゃんを育ててくれる栄養を探すのは難しいところです。

また、妊娠中は『避けたい食べ物』もありますから、むやみに何でも食べて良いというわけではありません。
では、どんな栄養が元気な赤ちゃんを育ててくれるのでしょうか?
参考:赤ちゃんの部屋

アラブ人の食生活を真似しよう

アラブ人は子だくさんって知っていますか?ドバイに行くと、子供を3~4人連れて歩いている光景をよく見かけます。
実際に、アラブ人は『女性が生涯に産む子供の数』のランキングで1位にランクインしています。
調べてみると、栄養素が豊富でヘルシーな食事を中心にきちんと健康管理をされている方が多いといわれています。
赤ちゃんにとってママからの栄養は重要ですから、アラブ人に子だくさんが多いのも頷けますね。

どんな食事をしているのか?

●デーツ
デーツとは、ナツメヤシの果実のことで、『ミネラルの宝物庫』と呼ばれています。
そのため、ミネラルやビタミンが豊富に含まれており、現代人に不足してしまいがちなマグネシウムや鉄分、カリウムなどもたっぷり含まれています。
これらの栄養は、妊娠中に重要とされており、それをデーツだけで摂れるのですから妊婦さんにはありがたい食べ物なのです。

アラブ人の女性は、このデーツを妊娠中に毎日数粒食べることがおすすめされています。
その結果、1日6粒デーツを4週間食べ続けた妊婦さんは、そうでない妊婦さんに比べ出産までにかかる時間が7時間も早かったといわれています。
また、陣痛促進剤の必要もなく、実に健康的に出産ができているのです。

ちなみに、デーツは干し柿のような自然な甘さがあります。スイーツ感覚で食べられるのも、女性にとっては嬉しいですね。

●フムス
フムスとは、ひよこ豆をオリーブオイルやガーリック、レモンなどで作ったペースト状のものです。
日本人には頻繁に食べるような食材ではありませんが、アラブ人の女性はこれをディップ感覚でパンにつけて食べます。
一見するとカロリーが高そうですが、ダイエット食としても知られており、非常に栄養価が高い食べ物になります。

胎児の細胞形成を促進させるので、元気な赤ちゃんが育つのです。

日本食で得られる赤ちゃんのための栄養とは

デーツやフムスは、日本では簡単には手に入りません。
できれば日本でも手軽に食べられるもので栄養を摂りたいですよね。
そこでおすすめしたいのが『ざくろ』です。
ざくろには、豊富なビタミンCが含まれており、血圧を低下させ妊娠高血圧症候群を防止することができます。
ざくろジュースならすぐに摂取できるのでおすすめですよ。